800万インストール超えの大人気ニュースアプリ Gunosy
サービス開始後、様々なメディアに取り上げれ当初は著作権の問題から成功を疑問視もされていたグノシーは昨年から急成長をしているようです。
グノシーは後述するAntennaと同様「キュレーション」というジャンルのアプリ、Webサービスです。キュレーションとは個人の興味や趣味などを学習して表示するニュースや話題を変化させてさらなる深掘りをさせるという自動学習型の情報ツールです。
男女比はほぼ半々ですが、ネット上の情報を効率よく摂取して活用しようとする層が各年代まんべんなくいる事がわかります。
20代~30代のインターネットの活用率が多いホットスポットはもちろんですが、40代、50代も積極的に活用している事がわかります。これはネット活用の年代が広がり様々な年齢層がインターネットを活用して積極的に「効率よく」情報を摂取しようとするニーズが明らかに読み取れる情報です。
出典:Gunosy広告資料
男性 57%
- 10代 16%
- 20代 28%
- 30代 23%
- 40代 17%
- 50代 9%
- 60代 6%
- ジム通い、本、資格の取得などにお金を使う人 51%
- 年収700万円以上 21% 500万円以下が約50%
- 車を所有している人 56%
女性 43%
- 10代 12%
- 20代 39%
- 30代 22%
- 40代 13%
- 50代 10%
- 60代 4%
- ファッション、美容など最新情報に興味がある人 65%
- ボディメンテナンス、洋服、化粧品にお金を使っている 64%
- 旅行が好き 56%
- 化粧品はデパート、百貨店で購入する 50%
累計400万ユーザーを超えるキュレーションマガジン Antenna
グノシーと同じくキュレーションサービスですがニュース性よりも読み物としてのキュレーションマガジンとも言い換えられるサービスです。
アプリとPCのどちらでも閲覧できますが圧倒的にアプリの使用頻度が高いことから、移動中や待ち時間などに読む雑誌的な位置づけとして活用されている事が予想されます。
記事のほとんどは、ライフスタイルなどの提案に近い内容で利用者の閲覧状況から自動学習してさらに興味がありそうな話題を表示する事が特徴です。
20代から40代で仕事を持つ社会人の活用が多く、ライフスタイルに関係する記事が多いですが歯科関連の記事を見た事はありません。
これはインターネット上に、本当の意味でライフスタイルと直結した歯科関連のコンテンツが少ない事を意味しています。
キュレーションの記事は一般人が後悔しているブログからも採用される事があります。
審美、ホワイトニングについてこのよなライフスタイルに影響するキュレーションサイトの記事は非常に参考にりますので例えばブログのネタが無い、書き方がわからないなどした時は参考にしてみてはいかがでしょうか。
出典:Antenna広告資料
性別
- 男性 49.6%
- 女性 50.4%
年代
- 10代 6%
- 20代 28%
- 30代 27%
- 40代 25%
- 50代~ 13%
地域
- 関東 40%
- 中部 15%
- 近畿 18%
- 中国 3%
- 四国 3%
- 九州 8%
- 北海道 8%
- 東北 5%
世帯年収
- 400万未満 33%
- 400万~600万未満 27%
- 600万~800万未満 17%
- 800万~1000万未満 12%
- 1000万以上 11%
デバイス
- スマートフォン 79%
- タブレット 18%
- PC 3%
一カ月あたりにのべ5,033万以上の閲覧者がいるクックパッド
料理という切り口で非常に多くのユーザーを集めているクックパッドは一カ月に日本国民の半数が延べ人数として利用している巨大サービスです。
男女比は女性の方が多い傾向にありますが、数字以上に男性のヘビーユーザーも多いのではないでしょうか。
このサービスの特徴はユーザーが自分で情報を発信して共有し、その情報が大勢の料理やレシピの問題を解決するという「課題解決型」であるという点です。
実際の利益「無料で簡単に美味しい料理の方法やレシピがすぐにわかる」という具体的なメリットがこのサービスを短期間に大きく育てました。様々な年代、性別などに支持されているのもその要因が大きく影響しています
アクセスの多いピークタイムが、昼食、夕食前なので実際に必要に合わせて利用され得いる事がわかります。
これを歯科に応用すると、例えば歯周病の自覚症状を近隣の歯科医院サイトで確認してそのまま問い合わせの電話が出来たり子供のブラッシングなどの手法をサイトで公開して子供がサイトを見ながら歯ブラシ出来るなど、具体的な「使いどころ」をはっきりさせる事で「実利」と認されるのではないでしょうか。
Webサイトやアプリは「閲覧」されるものから「利用される」仕組みへとこの数年で急激に変化しています。
出典:クックパッド広告資料
性別
- 男性 25%
- 女性 75%
年代
- 10代 3%
- 20代 18%
- 30代 29%
- 40代 24%
- 50代 14%
- 60代 12%
未既婚
- 既婚 63%
- 未婚 37%%
ピークタイム(アクセスの多い時間)
- PC 10時~12時、16~17時
- スマートフォン 16~18時
美的好奇心旺盛な20~30代の働く女性たちの美容サイト@コスメ
様々な化粧品についてレビューを掲載している歴史のあるサイトです。ターゲットを女性に絞ってコスメだけに特化したサイトになっています。
登録メンバー数の多さや閲覧数を見ると一つのカテゴリーに特化した情報の提供が「専門性」を確立させる事が長く成功している要因ではないでしょうか。
「口コミ」という確実性の高い情報を「商品の判断材料にする」という実用的な情報が一人勝ちの状態を作っています。
今更ではありますが美容に対するニーズは下がる事はほぼありません。そして具体的で確実性の高い情報ほど「価値が高い」と受け入れられます。審美やホワイトニングの記事を作成するときは必ず具体的で実例を伴う内容が効果的である事がわかります。
出典:@コスメ広告資料
- ページビュー数 月間2.7億PV
- @cosmeメンバー数 3,000,000人
- ユニークユーザー数 月間10,000,000人
- メールマガジン発行部数 520,000通(PC版) 50,000通(モバイル版)
- 総クチコミ件数 約12,000,000件
年代構成
- 20才未満 4%
- 20代前半 14%
- 20代後半 22%
- 30代前半 20%
- 30代後半 16%
- 40代以上 23%
職業構成
- 会社員 38%
- 専業主婦 13%
- パート・フリーター 10%
- 大学院生・大学生 9%
- 短大生・専門生 2%
- 高校生・予備校生 6%
- 中学生小学 1%
- その他 20%
肌質構成
- 普通肌 19%
- 乾燥肌 21%
- 脂性肌 10%
- 混合肌 36%
- 敏感肌 11%
- アトピー 2%
国内利用者数5200万人のLine
出典:Line広告資料
全国民の4割が使っているとメッセンジャーツールです。
スマートフォンを使っているグループを対象にすれば8割以上の確率で活用されているようです。さらに毎日利用するユーザーは3400万人と、完全に情報インフラとしての立ち位置を確立しています。
様々な年齢年代性別にまんべんなく使われています。Twitterが拡散を目的とするならLineは個人対個人のコミュニケーションツールです。グループでの会話も可能ですがあくまでも意図して限定された内輪の会話用が主な使用方法です。
メッセンジャーツールはインターネット黎明期から存在していましが、Lineがここまで普及した原因はスマートフォンの普及と歩調を同じくする事が出来た点とスタンプと呼ばれる会話内で使用できる画像に若い利用層に普及した事です。
PCでメールを使った事がなくてもスマートフォンのメッセンジャーツールでの会話は当たり前のようにしている層がこれから増えてくるかもしれません。
「PC離れ」という言葉が業界内でも聞かれるようになってきましたが、Webサイトの構築も「モバイルファースト」と呼ばれるスマートフォンでの閲覧を第一に考えた情報発信の形がすぐに必要になってきます。
ここで注意しなければならない事は、コミュニケーションの入り口にスマートフォンというデバイスがあるので短時間で簡単にニーズを満たす情報と詳しく読み込んで判断する決断用の情報の二種類が必要になるという事です。
Webサイトの情報の作り方も、ページ上部にそのページが要約されて読む事が出来るダイジェストとその下に位置する詳細情報の二段構造が望ましいとされる時代がすぐにやってきます。
- アクティブ率 66.6%
- 毎日利用するユーザー3400万人
性別
- 男性 43.1%
- 女性 56.9%
年代
- 15~19 13.9%
- 20~24 13.5%
- 25~29 14.2%
- 30~34 12.2%
- 35~39 13.2%
- 40~49 16.7%
- 50~ 16.3%
職業
- 会社員 37.3%
- 主婦・パート・アルバイト 32.9%
- 学生 18.7%
- その他 11.1%
地域
- 関東 40%
- 中部 15%
- 近畿 18%
- 中国 3%
- 四国 3%
- 九州 8%
- 北海道 8%
- 東北 5%
月間訪問者数が1380万超のガールズメディアPeachy
歯科医院サイトに直接教訓になる情報は少ないですが、ユーザーの情報を事細かに調べる事が出来たので今回の記事に合わせてお届けいたします。
「ライフハック」と呼ばれる日常生活を便利にしたり、個人が持つ問題の解決方法を多数掲載するマガジンスタイルのサービスです。
0から訴求コンテンツを作る時などに興味のある分野やよく読んでいる女性誌を参考にする事でインターネット上のニーズに合わせたコンテンツを作成する事が出来ます。お決まりですが、美容、恋愛、ファッション、グルメのニーズは強くどのコンテンツも盛況です。
スマートフォン利用のユーザー数が倍近くあるのでこのサイトの層をターゲットにする審美、ホワイトニングに関してはモバイルワーストが絶対条件と考えなければなりません。
出典:Peachy広告資料
PC
- ページビュー数: 約1200万/月
- 訪問者数: 約450万/月
スマートフォン版
- ページビュー数: 約1200万/月
- 訪問者数: 約820万/月
アプリ(iOS/Android)
- ページビュー数: 約700万/月
- 訪問者数: 約110万/月
利用者層
性別
- 男性 7%
- 女性 93%
未既婚
- 既婚 19%
- 未婚 81%%
年代
- 0~19 14%
- 20~24 27%
- 25~29 26%
- 30~34 16%
- 35~39 8%
- 40~49 8%
- 50~ 1%
職業
- 会社員 39%
- 派遣・契約社員 13%
- フリーター 6%
- 学生 27%
- 主婦・主夫 8%
- 家事手伝い 2%
- その他 5%
利用しているSNS
- LINE 92%
- facebook 57%
- Twitter 42%
- mixi 22%
- 利用していない 5%
- その他 2%
SNSを利用する頻度
- 毎日 81%
- 2~3日に一回 14%
- 1週間に一回 3%
- 2~3週間に一回 1%
- 一カ月に一回以下 1%
興味関心
- スキンケア・コスメ 80%
- 恋愛 72%
- ファッション 70%
- ダイエット 62%
- グルメ 54%
- 健康 47%
- 国内旅行 44%
- インテリア 38%
- 海外旅行 35%
- 映画 34%
- スマートフォン 24%
- スポーツ 18%
- ペット 15%
- 美容整形 14%
- キャリア 14%
- コンピュータ8%
よく読む雑誌
- anan 10.4%
- MORE 9.5%
- sweet 8.9%
- non-no 8%
- 日経ウーマン 7%
- With 6.8%
- InRed 5.8%
- Steady 5.7%
- mina 5.5%
- CamCan 5.1%
- GINGER 5%
- ViVi 4.9%
- 美人百花 4.1%
- Oggi 3.7%
- AneCan 3.4%
- BAILA 3.1%
- VERY 3.1%
経営、営業部門の人間が多く購読している日経新聞電子版
日経新聞のデジタル版は一般サービスよりもユーザー数そのものは少ないですが、利用している層は自費治療にもっとも近い層ではないでしょうか。
所属を見ると、経営層、営業・マーケティングの方々が多いようですし、一定数は今後も間違いなく利用される事でしょう。スマートフォンを活用して情報を摂取するユーザーはこれからさらに増加します。
ビジネスの記事にニーズを持つ自費治療のターゲットになる層が今後も増加しますが、歯科治療をビジネスにどのように活かすかというブランドマーケティングを成功した例を見た事がありません。(試みはあるかもしれませんが一般認知にまで成長したサービスは無いのではないでしょうか)
インターネット上にあるニーズごとに行うブランドマーケティングが今後の歯科のトレンドになる事を確信しています。
出典:日経新聞電子版広告資料
- 250 万人
- PV 3億1106万
- 電子版総閲覧数(PV)
- Web刊ニュース 103,680,720
- ビジネスリーダー 11,151,705
- マーケット 90,173,702
- マネー 9,214,660
- テクノロジー 9,111,606
- ライフ 12,497,180
- スポーツ 6,769,581
- アプリ利用者数 388,468
- iPhone アプリ 124,222
- Android アプリ 76,719
- 紙面ビューアーアプリ 187,527(iPad/iPhone/Android)
職業
- お勤め 72%
- 自営 10%
- 学生 7%
- 主婦 3%
- 無職 8%
所属
- 経営 13%
- 経営企画・マーケティング 11%
- 情報システム 6%
- 営業・販売 19%
- 専門職 8%
- 研究・開発 6%
- 製造・資材 4%
- その他 33%
役職
- 会長・役員 17%
- 部長 12%
- 課長・主任 32%
- その他 39%
年収
600万未満 50% 600万~1000万未満 27% 1000万~2000万未満 19% 2000万 4%地域
- 関東 58%
- 近畿 15%
- 中部 12%
- その他 15%
年代
- ~20代 15%
- 30代 22%
- 40代 27%
- 50代 20%
- 60代 12%
- 70代 4%
性別
男性
- ~20代 14%
- 30代 20%
- 40代 27%
- 50代 21%
- 60代 14%
- 70代 4%
女性
- ~20代 34%
- 30代 25%
- 40代 23%
- 50代 12%
- 60代 5%
- 70代 1%