「集客」と「集患」は違う
ウェブマーケティング
「ホームページからの患者さんが少ない」こんな不満を聞く機会がここ数年増えてきました。
ホームページからの「集患」に力を入れている歯科医院はマーケティング意識が高く、SEOやネット広告などにもそれなりのコストをかけています。しかし、当初の目的であった「ネットを使った集患」は成功していない歯科医院が大半なのではないでしょうか。
それは、SEOやネット広告は、医療以外の物販や一般のサービスにおいて効果や実績をあげてきた「集客の方法論」だからです。歯科医院は需要(増患)に対して価格(治療費)コントロールと生産管理がしづらい業種ですから、一般的な方法論を歯科医院経営にそのまま持ち込んでも効果はでません。さらに、SEOやネット広告の効果が顕在化するまでのコストを、一般的な歯科医院で捻出することは難しいことです。
歯科医院のホームページを成功に導くには、「集客」と「集患」の違いを理解し、「集患の方法論」をホームページに実装してマーケットに発信していかなくてはなりません。様々なデータ、過去の事例を多角的に分析した結果、「集患」を行うためには歯科医院を患者の視点でブランド化する事がもっとも効率よくさらに継続的に効果を出す最良の方法論です。
日々の診療の中で患者への満足度をあげる為の努力は、「もうこれ以上できない」というほど行われている歯科医院はたくさんあります。しかし、思うように歯科医院経営に反映されないのは、「患者の意識の中に歯科医院のブランディングできていない」事が要因です。
現在の患者が最も使うコミュニケーションツール「インターネット」を最大限に利用して、日々の診療以外でのコミュニケーション機会を増やすことが基本です。その上で、歯科医院が具体的に問題解決をしてくれる専門家として、生涯つきあっていけるパートナーであることを、ホームページを通じて患者の意識の中に育てていきます。ホームページは、リアルな診療現場との連携から患者意識の中にブランディングを促進していくことを得意としています。
クレセルではホームページを活用して医院をブランド化していく「歯科医院ブランディング理論」を戦略と戦術にわけて社内ナレッジとして日々進化させています。