歯科医院の底力はトイレでわかる!?
臭い、汚いは論外! 目立たない場所だからこそ院長の方針が表れやすい自院のトイレのたたずまいに、もっと注目してみてください。
「トイレも診療室の延長です」
トイレを見れば主(あるじ)がわかる—ともいわれるように、サービス産業にとってトイレは要の場所。営業方針の代弁者とも言えます。
味が評判のレストランでもトイレの印象で好感度がさらに増したり、一気に下がったりします。歯科医院もそれは同様で、トップ歯科医院のトイレはまず例外なく快適空間を実現しています。
清潔なのは大前提。豪華な必要はありませんが、サニタリーボックスの使い勝手や芳香剤の選び方一つなど、利用者の快適を第一に考えたトイレはどこか違う。それは誰もが一瞬にして分かります。
いずれはユニバーサル・デザインのトイレが常識となる時代もくるでしょうが、まずは「たかがトイレ」などと決して思わず、主が快適と思えるようなトイレ空間を目指すことから始めてください。
好感度がたちまちプラスアルファに転じること、ウケアイです。
トイレのここがGOOD!
- 洗面スペースに紙コップが置いてあり、歯磨きがしやすそう
- いつ行っても掃除したばかりのようで、とてもキレイ!
- 車椅子対応なのか、とても広いスペースがとってあり、子供とも一緒に入れた
- 間接照明が目にやさしいetc.
トイレのここがBAD!
- 芳香剤の香りが強すぎる
- トイレットペーパー、あるいはペーパータオルが切れていた
- ちょっとした汚れがそのまま放置されている
- 水まわりがいつも濡れている etc.